悩みを解決させるブログを書くことが大切
ブログをどんな目的で始めるのか?
最初は新たな趣味として始めたり、新たな挑戦として始める方もいらっしゃいます。ほとんど最初はいろいろな記事を書いていく雑記ブログです。ただブログは多くのユーザーに読まれて初めて価値や評価が生まれます。
誰からも読まれないブログでも続けていくことは可能ですが、それだとかなり継続は難しくなってしまいます。つまりブログを運営していくには「はっきりとした目的」が必要だからです。
ちょうど会社が「経営理念」を持って立ち上げられているかどうかに似ています。
ただ金儲けだけで起業した場合、その会社を長期的に継続することは難しくなることになります。それはどんな会社も常に利益だけを得続けることはできません。時には損害を被ることもありますが、そんな時こそ会社の存在意義を経営理念によって、はっきり打ち出していれば社員が一丸となって事業に取り組むよう促されます。その継続力こそ経営の力になります。
金儲けだけだとそこまでは行けません
ブログも同じです。はっきりとした目的を持っていればユーザーから評価され、ブログを継続する力になり得ります。そしてそれが目に見える収益という形で表れてきます。ますます継続していく意欲が生まれるのでは無いでしょうか?
ではどうすればその地点に到着できるのでしょうか?
ユーザーの疑問を解決させるブログにする
これに尽きます・
ユーザーは日々様々な悩みを抱えてネットを検索します。その悩みに的確に答えを与えるブログを提供すればそのブログは多くのユーザーに読まれ、その価値を高めて行けます。アクセスが増えることによりGoogleの評価が上がり、検索上位に表示されるようになります。
あなたのブログは十分にユーザーに答えていますか?
上位表示されれば必然的にアクセスは集まり続けます。記事を読んで役に立ったユーザーからのコメントや被リンクを受けるようになれば尚更、ブログの評価が上がっていきます。
「人の役に立てる」ということこそがブログの存在意義ではないでしょうか?
単なる自分の思いや感想を綴るブログも運営者の自由ですが、それは誰かの役に立つものでしょうか?読んで悩みが解決できるでしょうか?どんな検索ニーズに呼応していますか?誰からも読まれることの無いブログ記事を量産してもほとんど自己満足で終わります。
以上の点からユーザーのためになるブログを構築していく方が賢明と言えます。
ただしジャンルやテーマを間違えないように!
例えば「ダイエット」や「子育て」「体質改善」「心理学」「投資」などは自分自身の成功例からブログにして紹介している方も多くいます。確かに自分の経験したことをブログ化できるのは素晴らしいことです。
しかし!
こうしたジャンルは「YMYL」という言葉に関係してしまう恐れがあります
これは「Your Money or Your Life」の略でGoogleが検索品質評価ガイドラインに登場している言葉でもあります。つまりGoogleはコンテンツの評価基準を厳格化していて、信憑性が欠ける情報やコンテンツにはより厳しい基準で評価が行われるというものです。
つまりそのジャンルではより専門性が問われることになり、単に経験から持論を述べるといったコンテンツでは、なかなかGoogleの評価には繋がらない可能性があるのです。もちろん運営者がその道での専門家であれば問題ありません。
どんな悩みを解決するブログがいいのか?
上記にあるジャンルでもGoogle側のアップデートによって順位変動が起きるようです。高品質と評価されればあなたのブログが上位表示されることがあります。
ただそれなりの資格や事業経験などが無い人間が専門家のような記事を提供するのは相応しくありません。特に医療系は人の生命に関わる事案ですので避けた方が賢明です。それ以外にも多くの人は色々な悩みを持っています。
悩みはいくらでもあります
例えば、毎日作るお弁当に悩むお母様方であればお弁当の種類や作り方、TPOに合わせた服装の選び方、コーヒーの美味しい淹れ方や選び方、営業マンに役立つセールストークなどなど挙げれば枚挙に遑がありません。
大抵の方は何かしらの趣味やハマっていることがあるのではないでしょうか?それをブログにして起こり得る疑問を提起して記事にすればいいのです。それだけで悩みを解決させる記事になるのです。ただし注意点が1つ・
やめておいたお方がいいこととは?
特に人生の重要な悩み(結婚・離婚・進路など)について取り上げるのは避けた方が賢明です。体験談をブログにするのは自由ですが、悩みを解決させるジャンルにならないように注意すべきです。これが「成功法」などと謳わないようにすべきです。なぜでしょうか?
例え自分が成功した方法でも状況や立場や背景が違っても成功しますか?
もっと言うと「全く同じ状況」でも同じ結果が得られるという保証はどこにも無いからです。同じ結果にならなかった場合の責任をブログ運営者のあなたが取ることができますか?もし重大な失敗に繋がってしまったら大変なことになります。ですから人の人生を左右するような事案を軽々にブログに取り上げるのはやめましょう。
逆に検証できるブログはOKです。
自分で検証できるジャンルはたくさんあります。例えば調理や洋裁やDIYなど実際に作業してどうなったか?何が良かったか?何が悪かったか?などを解説しながらブログにすればそれも有用な情報となり得ます。いずれのパターンでもこれから挑戦しようとする人にとって大変勉強になります。
ここまで読むとブログを簡単な気持ちで発信することができなくなってしまうかもしれませんが、あまり深刻に考えないでいただければと思います。恐らく多くのブロガーが有名人でも著名人でも無いので何かを主張したところでそれほど影響力はありません。
ブログを運営していくためには目的意識を持ち、常に記事を読んで役に立っていただけるという信念で提供していくようにすれば自ずとアクセスが伸びて多くのユーザーの目に留まることになります。そこを目指してコツコツとコンテンツ作り頑張りましょ。